オリンピック・バレーボール編
バレーボールは、バスケットボールと同様、
アメリカのYMCAの関係者によって、
冬に屋内でできるスポーツとして1895年に考案されました。
ボールをボレー(volley)し合うので、
バレー(ボレー)ボールと名づけられました。
バスケットボールよりも運動量が少ないため、
当初は女子のスポーツとして普及しました。
その後、バスケットボールと同じように
YMCAの関係者を通して世界に広まっていきましたが、
やがて第一次世界大戦に参戦したアメリカ軍の兵士によっても、
ヨーロッパなどに伝わりました。
軍内部のバレーボールの位置付けは、
スポーツというよりは、完全なレクリエーション。
イラクに派遣されていた自衛隊は、
町へ出かけなくても気晴らしができるように、
娯楽施設を作っているそうですが、
駐屯地によっては地元住民とすぐになじめるところと、
なじめないところがあります。
なじめないところでは、
自分たちで楽しめる娯楽が必要になります。
軍事施設のため、アメフトなどは適当でないとし、
バレーボールがアメリカ軍に採用されたという経緯がありました。
試合をしなくても、ちょっとした場所でパスをして遊べるので、
都合よかったのです。
女子のスポーツとして広まったのですが、
軍隊のレクリエーションとして採用されたこともあり、
技術や戦術が高められていったのです。
ボールを打ち込むことは、一般にアタック(攻撃)といいますが、
これは軍隊育ちだからです。
今ではスパイク(大くぎを打ち込む)と言いますが、
ずっと昔はキル(kill)といっていたそうです。
つまり「ぶっ殺してやる!」ということです。
技術や戦術はその後ぐんと高まり、
スポーツとしての面白さを増し、
競技として注目されるようになるのです。
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